歯を残す治療とは
抜歯になる原因は何ですか？
- 抜歯になってしまう原因として圧倒的に多いのは咬合性外傷です。これは噛み合わせに問題があったり、強く食いしばったり歯ぎしりをしたり、あるいはブリッジや入れ歯の不具合から起きることもあります。これらの理由により歯に過剰な負担がかかり、歯の周りの組織が負担を受け止めるために広がって、噛むと痛んだり血が出たりします。
- ときには歯を支える骨の部分にもダメージが蓄積し、歯を支えきれなくなっていきます。こうなってしまうと、抜歯以外に方法はありません。
- また、ブリッジを入れる際などに神経を抜いた後の空洞に細菌が入って増殖し、病気を引き起こすと、歯が割れたり歯の根元の部分が腫れたりして、最終的に抜歯せざるを得なくなる場合もあります。
- さらに、虫歯ができて穴が開いているのに痛くないからと放置していると、急に歯茎が腫れ上がって痛くなる歯根のう胞という症状もあります。これは、すでに治療済みで、歯の神経を取って被せものをしている部分などにもよく起きる症状です。早めに発見すれば根管治療で対応できるケースもありますが、重症化するとやはり抜歯する恐れが高くなります。
- このような状況になる前に、歯の痛み・朝目覚めたときの顎の疲れなどがあったらお早めにご来院ください。また、目に見えない症状が進行する前に定期検診をおすすめします。
可能な限り歯を残す治療とは？
- 根管治療を行うにあたっては、マイクロCTを積極的に使用しております。歯が割れていたり、歯の根が折れていたり、根自体が傷んでいると、根管治療を行うことは困難です。レントゲンでの診察では二次元の画像なので、歯の根の損傷の範囲がわかりづらかったり、被せものの裏側が見えないこともあります。しかし、マイクロCTを使用すると、角度を変えながら立体的に見ることができるので、より精密に診断を下すことができます。
- さらに、MTAセメントを使用した虫歯治療によって、歯の神経を残し、歯質を削る量を最低限に抑えることができます。レーザー治療では、虫歯菌に感染した部分だけを正確に削ることができるため、歯質を最大限に残すことができます。
- このようにマイクロＣＴやＭＴＡセメントを活用した根管治療を行えば、再発のリスクが非常に低い、ご自分の歯を長く残せる歯科診療が可能となります。
なぜエルム駅前歯科クリスタルでは歯を残せるか？
- 当院には豊富な経験と実績、そして新しい設備があります。そしてどうすれば患者様に満足していただけるかを常に念頭に置いています。できるだけ多くの選択肢をご用意し、患者様に寄り添って、お一人おひとりにとっての方法を一緒に見つけていくことで、「歯を残す歯科診療」が可能になるのです。
- また、ちょっとした悩みや不安でもお気軽に相談していただけるように、カウンセリング専任のスタッフが患者様のお悩みをお伺いしています。
- さらに、伺ったご要望やお口の状況に合わせて、最適な治療を提供できるよう、マイクロＣＴなどの精密機器を備え、できるだけ削らない虫歯治療、再発リスクの低い精密根管治療などの技術を磨いています。
- 自分の歯はかけがえのないものです。少しでも長く使っていけるよう、スタッフ一同、常に技術と心を尽くしています。
根管治療
虫歯が神経まで達してしまった場合の治療です。根管治療のセカンドオピニオンも対応しています。
MTAセメント
可能な限り神経を残し、歯の寿命を延ばす治療です。
接着治療
割れた歯を救う特殊な治療です。他院で抜歯を宣告された歯もご相談ください。
セラミック治療・メタルフリー
メタルフリーで歯に優しく、見た目も美しい治療です。
セカンドオピニオンについて
虫歯が進行し、他院で診察を受けたところ、「もう抜歯するしかない」と言われたという方も、一度当院にご相談にいらしてください。また、「他院で根管治療を受けたけれどどうも調子が悪い」「虫歯が再発したような気がする」といった方も、再び適切な治療を行えば歯を残せる可能性があります。なるべく早い段階で再治療を行うことができれば、それだけよい状態で歯を残せる可能性が高くなりますので、どうぞご来院ください。また、現代の歯科診療にはさまざまな選択肢があり、費用・使用感などの点で迷われる場合も多いのではないでしょうか。当院ではセカンドオピニオンとして、経験豊かな歯科医師がご相談に応じますので、お気軽にお越しください。
